玉ねぎは丸ごと食べよう!
バーベキューで玉ねぎって、どんな切り方を想像しますか?
串にさすような形の串切りか、輪切りにして楊枝にさすかって感じですよね。
ただ、誰でも経験があるかと思いますが、玉ねぎは網の上でバラバラになって網のすきまから落ちて炭の上で真っ黒こげになるんです・・・
網の上に生き残った玉ねぎも、隅っこに追いやられ誰にも見向きもされない運命なんです。。って少し大げさですが、他の野菜、例えばカボチャなんかも同じですよね。
だ・か・ら・・・玉ねぎは丸ごと食べちゃいましょう!

必要な材料
・玉ねぎだけ
作り方手順
- 玉ねぎは上の根の部分と、下の根の部分を包丁でカットします。 皮がついたままで丸焼きにしますが、気になる方はこの時点で皮をむいてください。
- アルミホイルで玉ねぎを包みます。水に濡らしたクッキングペーパーか新聞紙で玉ねぎを包むと一層ふっくらと仕上がります。
- そのまま炭の中に放り込み10分ほど焼きます。たまに炭ハサミで転がしてあげると均一に火が通ります。
- 竹串を刺して火の通り具合を確認します。スッと竹串が通れば食べごろです。さらに10~20分ほど焼き続けると、野菜とは思えないくらい甘く、トロットロの仕上がります。同じ要領でジャガイモやサツマイモのまる焼きもできちゃいます!
食育ワンポイント
玉ねぎといえば、春先の「新玉ねぎ」が旬のイメージですが、北海道産の玉ねぎは春まき秋採り、つまり秋に旬を迎えるんです!
また、玉ねぎの硫化アリルという成分が辛さと刺激のある匂いのもとなのですが、じっくり加熱することでプロピルメルカプタンという、ややこし~い名前だけど甘味の強い成分に変身します。そしてなんと、低カロリーなのに砂糖の50倍の甘さだそう。
包んで焼くだけという最強!?の調理法はお子さんも楽しみながら、玉ねぎの番人をしてくれるはず・・・
そんな意外な姿を持った玉ねぎ、ぜひバーベキューに試してみてください!