炭火でカツオのたたき
魚介のバーベキューはコンロの上でじっくり焼く、煮込むというメニューが多いですが、今回は炭の火力を活かして一気に仕上げる豪快なカツオのたたきの作り方をご紹介します。
カツオのたたきは藁(わら)であぶるのが本流と言われていますが、炭火でも劣りません。
お手軽なのに、一瞬で焼きあがる様子はまさに炭火とカツオとの真剣勝負!バーベキューも盛り上がること、間違いなしです!

必要な材料
・カツオ ・ポン酢、おろし生姜
作り方手順
- 皮つきのカツオのサクにしっかりと、鉄串を刺します。持ち上げた時に安定するようバランスよく刺していきましょう。
- コンロの網を外した状態で、炭の温度を上げるため、うちわであおぎます。炭がオレンジ色なったら、火の近くで一気にカツオ全体を炙ります。
- 皮側は焦げ目がつくくらいに、身の部分はしろくなるくらいまで炙ったら、氷水を張ったボウルに入れカツオを締めます。
- 十分に冷えたらキッチンペーパーで水気を拭き、まな板の上で厚切りにしてお皿に盛りつけます。ポン酢やおろし生姜で召し上がれ!
食育ワンポイント
カツオは初鰹、戻り鰹なんて呼ばれ、旬が2回ある魚なんです。
九州の南の海で生まれ、北海道南部まで北上してくるのが春に旬を迎える初鰹、そして成長して九州の海にUターンをしてくるのが秋に旬を迎える戻り鰹です。北海道や三陸の海でたっぷり栄養を蓄え丸々と太った戻り鰹は、初鰹よりも脂がのっていて濃厚な味わいです。